小学校の夏休みが始まる前は、いろいろと憂鬱になるママもいるでしょう。
中でも、子供の自由研究に頭を悩ませる人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小学生の夏休みにぴったりなロボットプログラミングを紹介します。
夏休みの自由研究におすすめのロボットプログラミング
ロボットプログラミングでは、2つの楽しさが得られます。
それは、
ロボットを組み立てる楽しさと、
自分で組んだプログラムでロボットを動かせる楽しさ
です。
普段、ゲームをする側に回っているお子さんも、
今年の夏休みは、ゲームのプログラムを組み立てる側を経験してみませんか?
この記事では、
初心者でもチャレンジできるロボットプログラミングセットを4つ厳選しています。
そして後半では、自由研究レポートのまとめ方や、
レポート作成のサポートまでしてくれるプログラミング夏期講習も紹介します。
なぜ夏休みにロボットプログラミングをおすすめなのか?
なぜ、夏休みにロボットプログラミングをおすすめするのかというと、
自由研究とプログラミング学習を同時にできるからです。
2020年に、小学校でもプログラミング教育が必修化されます。
夏休みにロボットプログラミングに触れておけば、
数年後のプログラミング教育に向けて準備ができるのです。
「そう言われても、ロボットの組み立てもプログラミングもやったことないんだけど……」
と不安になっているママさん。大丈夫です。
近年は、STEM教育向けツールがどんどん進化していて、
初心者でも簡単に組み立てられるロボットプログラミングキットが多数リリースされているのです。
STEM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathmatics)の4つの教育分野を総称したもの。
AI時代を生き抜くために必須となる教育と言われています。
プログラミングをする上でも、ソフトウェアに見本となるプロジェクトが組み込まれています。
ですので、まったくの初心者でも安心でしょう。
ぜひこの夏休みに、
お子さんと一緒にロボットプログラミングの世界に触れてみてください。
夏休みの自由研究にぴったりなプログラミングキット4選!
今回は、初心者向けのロボットプログラミングキットを4つ紹介していきます。
ブロックで簡単に組み立てられるものや、
ドライバーで本格的に組み立てられるロボットもありますよ。
いずれも初心者が取り組みやすいように工夫されています。
あなたもお子さんと一緒にチャレンジしてみましょう!
アーテックブロックうきうきロボットプログラミングセット
アーテックは、学校教材や教育玩具のメーカーです。
こちらのロボットプログラミングセットでは、「アーテックブロック」でロボットを組み立てます。
アーテックブロックは、あらゆる方向に繋げられるブロックです。
ねじやはんだを使う必要がないので、小学校低学年でも気軽に楽しめるでしょう。
「アーテックブロックうきうきロボットプログラミングセット」では、
「自動ドア」や「床拭きお掃除ロボット」などの5つのロボットが作れます。
ぜひ、お子さんの好きなレシピで作ってみましょう。
「お母さん探知マシン」というユニークなロボットも作れますよ。
「お母さん探知マシン」は、人が近づいたら知らせてくれるセンサー付きロボット。
自分の部屋を持つお子さんなら、部屋の入口に置いて楽しめそうですね(笑)
ソニー KOOVロボット・プログラミング学習キット
(※画像はTEPIAのイベント体験)
ソニーのKOOV(クーブ)は、ブロックで自由にロボットを組み立てられるプログラミングキットです。
KOOV専用アプリには、
24ステージ・75ミッションの学習コンテンツが用意されています。
初心者向けのコースから応用編まで揃っているので、継続した学びが可能でしょう。
ロボットの組み立てやロボットプログラミングが初めての人も大丈夫です。
KOOVでは、多数の「ロボットレシピ」が公開されています。
スターターキットには14、アドバンスキットには24ものレシピがあります!
お子さんが興味を持ったものからトライしてみてくださいね。
動かすと音が鳴る「ギター」や「マラカス」などのレシピがあります。
難易度別で準備されているので、まずは「やさしい」からチャレンジしてみてくださいね!
\KOOV体験レポートはこちら!/
教育版レゴ!「LEGO We Do 2.0」
「LEGO We Do2.0」は、レゴの教育版プログラミングセットです。
多彩なパーツで、さまざまなロボットが作れます。
基本セットには、「We Do2.0ソフトウェア」が含まれます。
We Do2.0ソフトには、初心者向けから応用までのプロジェクトが組み込まれています。
プログラミングに全く触れたことのない人でも安心です。
We Do2.0ソフトは、ビジュアルプログラミングで簡単にプログラムを組むことができます。
ビジュアルプログラミングとは、「↑(前を向く)」「→(右を向く)」など、
視覚で動きが分かるブロックなどを組み立ててプログラムする方法です。
小学校のプログラミング教育でも、
ビジュアルプログラミング言語が導入されるでしょう。
入門プロジェクトであれば、組み立てから動かすまで10~15分とスピーディーです。
もちろん、本格的なプロジェクトも組み込まれています。
お子さんのペースに合った学習ができますよ。
本格的な課題としては、
「宇宙での探索活動」や「生き物の暮らしと環境」などがあります。
各プロジェクトは、 「調べる」「組み立てる」「発表する」という
3つのステージで進行します。
このステージのとおりにレポートにまとめるだけでも、
立派な自由研究になるでしょうね!
MakeblockプログラミングロボットmBot 日本語版
Makeblockの「mBot」は、これまで紹介したブロック組み立てとは違い、
ドライバーやねじを使ってロボットを組み立てます。
ですので、小学校3年生以降向けのロボットプログラミングセットと言えるでしょう。
とはいえ、お子さんでも簡単に組み立てられるようになっており、
面倒なはんだ付けなどは必要ありません。
見た目はかわいいロボットですが、本格的なプログラミングを楽しめます。
例えば、障害物を割けたり、示した道のとおりに進んだり……。
思い通りのプログラムを組んでみましょう。
プログラムは、Scratchベースのビジュアルプログラミング「mBlock」で組み立てます。
mBlockは、PCでもタブレット端末でもプログラミングが可能です。
夏休みに行われるプログラミングイベントの中には、
このmBotを使ったサッカーゲーム大会などもありましたよ~!
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夏休みのプログラミング自由研究レポートのまとめ方
ロボットプログラミングを夏休みの自由研究にするなら、
レポートにまとめて提出しなければなりませんね。
ここからは、ロボットプログラミングレポートのまとめ方を紹介していきます。
自由研究レポートは7つのポイントを押さえる
ロボットプログラミングを自由研究レポートにまとめるときは、
以下のような項目を押さえておきましょう。
- 研究をはじめたきっかけやねらい
- 予想できる結果
- 材料と方法
- 実際の結果
- 難しかった点や改善点
- 研究の感想
- 今後やってみたいこと
研究のきっかけ・ねらい・予想
研究をはじめたきっかけは、
「もともとロボットに興味があったから」
「身の回りのこういうロボットがどう動いているのかが知りたかった」
など。
予想できる結果とは、組みたいプログラムがスムーズにいくのか、
それとも「ここでつまづきそうだな」というポイントがあれば、
それを予想して記しておきましょう。
材料と方法
材料と方法は、ロボットプログラミングの組み立てキットのとおりに示せばいいでしょう。
ロボットやプログラムを組み立てる過程の写真とともに載せると分かりやすいですね。
実験の結果
実際の結果では、まずはロボットを動かしてみた様子を書き、
それから予想していた結果との違いを書くといいでしょう。
例えば、プログラムを組んだ時は右に曲がるようにしたはずなのに、実際はスムーズに曲がることができなかった、など。
失敗したところは、レポートのネタになるので必ず書き留めておきましょう。
難しかった点・改善点
難しかった点や改善点は、レポートのウェイトが一番大きい部分。
「ロボットのここの組み立てがうまくいかなかった」
「完璧だと思っていたプログラムが動かしてみるとそうでもなかった」など、
苦戦した部分を書いてみましょう。
もちろん、ロボットを上手に動かせた喜びを書いても良いですし、
「動かしてみたら予想に反した動きをした」というレポートも面白いですね。
感想・今後やってみたいこと
研究全体の感想と今後やってみたいことは、
内容を交えながら一つの項目で書いてしまってもいいでしょう。
そして、
「今回組み立てたロボットから発展させればこのようなものも作れるんじゃないか」
という今後の展望を書くと、レポートのいい〆になります。
自由研究レポートはとにかく写真をたくさん撮る!
ロボットプログラミングの場合、レポートのまとめ方は模造紙1枚かアルバム形式がおすすめです。
写真を多く載せたいのであれば、アルバム形式がいいでしょう。
ロボットやプログラムを組み立てる過程の写真は、なるべくたくさん撮っておきましょう。
その方が、レポートを書く際に「ぴったりの写真が見つからない……」という事態になりにくいです。
ここは、ママのサポートの見せ所!
お子さんの姿をたくさんカメラに収めてあげましょう。
夏休みのプログラミング体験は自由研究レポートを手伝ってくれる!
自由研究レポートのまとめ方について解説しましたが、
「できるかどうか心配で頭が痛くなってきた……」
というママもいるのではないでしょうか。
実際に、小学校のお子さん一人でレポートをまとめるのは難しく、
ママのサポートが必要となるケースが多いでしょう。
しかし、今回はそんなママさんたちに朗報を持ってきました。
実は、夏休みに開催されるプログラミング夏期講習の中には、
自由研究のサポート作成まで手伝ってくれるものがあります。
詳しくは次の項目で紹介しますね。
自由研究コースがある!Knocknoteのプログラミング夏期講習
(※画像はイメージです)
「Knocknote」は、東京都新宿区に本校があるプログラミングスクールです。
Knocknoteの1DAYプログラミングは、テレビでも紹介される人気のレッスンで、4つのコースがあります。
その中でも今回おすすめしたいのが、「自由研究コース」。
名前の通り、自由研究のためのコースで、
提出用紙のサポートまでしてくれる充実の内容です。
対象学年は小学2年生~中学3年生で、参加費は28,000円となっています(※2018年の場合)。
「micro:bit」「 障害物回避戦車」「オリジナルデジタル時計」の3つから選べますので、
お子さんと相談してみてくださいね。
作った作品はもちろん持ち帰り可能です。
ロボットプログラミング自体は楽しんでいても、
レポートのまとめ方で親子げんかになるケースって多いですよね。
その点このような夏期講習なら、
レポートのまとめまでサポートしてくれるので安心です!
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ロボットプログラミングで夏休みの自由研究をもっと楽しく!
今年の夏休みは、ロボットプログラミングを親子で楽しんでみましょう。
ロボットプログラミングは、プログラミングの楽しさを知るきっかけにもなりますし、
2020年のプログラミング教育必修化にも対応できます。
夏休みは時間がありますので、新しいことにもチャレンジしやすいです。
自由研究として取り組めば、
プログラミング学習と夏休みの課題ができるので一石二鳥でしょう。
自由研究のレポート作成に不安があるママは、
夏休みに開催されるプログラミング夏期講習をチェックしてみてください。
自由研究の提出用紙のサポートが受けられるスクールがありますよ。
今年の夏こそプログラミングをスタートさせて、
お子さんの夢を広げてみませんか?