みなさんこんにちは!まゆみ(@mayumi_writing)です!
今回は先日参加してきた、Appleストアのプログラミングイベントの模様をレポートしていきます。
プログラミングトイ「Sphero(スフィロ)」を使ったロボットプログラミングが体験できたのですが、娘もわたしもとっても楽しめる内容でしたよ!
この記事ではSpheroを用いたロボットプログラミングの魅力と、
Appleストアで定期的に開催される体験イベントの概要も紹介します!
後半ではこのようなプログラミング体験イベントがシェアされているサイトも3つ紹介しますよ。
お子さんとプログラミングを気軽に体験したいパパやママはぜひ参考にしてくださいね。
https://oyakode-lesson.net/programming/christmas-gift-toys/
Today at AppleはAppleストアで開催される参加型イベント
みなさんはAppleストアで開催されている「Today at Apple」をご存知ですか?
Today at AppleはApple製品の楽しさを知ることができる参加型プログラムです。
例えばiPadで絵を描いたり、楽曲を制作したりするイベントが開催されています。
Today at Appleが開催されているのは以下のAppleストアです。
あなたの近くのストアのイベントをチェックしてみてくださいね。
Today at Appleではプログラミング体験が可能
Today at Appleのページでは様々なジャンルからイベントを選ぶことができます。
例えば以下のようなもの。
- アートとデザイン
- 写真とビデオ
- 音楽
- プログラミング
- アクティビティ
- ビジネス
- 子ども・保護者向け
- 先生
- 製品
プログラムの中にはApple製品の使い方が学べる初歩的な内容のものや、
中級者向けのApple製品活用方法などが学べるものがあります。
中でもおすすめしたいのがプログラミング体験イベントです。
Today at Appleのプログラミング体験では、Swift(Appleが開発したプログラミング言語)をアプリで学べるものなどが開催されています。
今回私たちが参加したのは、その中でもプログラミングトイを用いたプログラミング体験イベントでした。
Appleストアでは「Kids Hour」という子供向けイベントも開催
Today at Appleの中でも子ども向けに開催されているイベントが、「Kids Hour」です。
Kids HourではApple製品を利用した子ども・保護者向けプログラムが開催されています。
例えばiPad Proでムービーを制作したり、今回私たちが参加したようなプログラミングトイをiPadのアプリで操作したりするイベントが行われていますよ。
今回参加したプログラムは「Spheroで迷路にチャレンジしよう」
私たちが参加したのはKids Hourの「Spheroで迷路にチャレンジしよう」です。
Spheroとはプログラムが組めるロボティックボール。
アプリ上でプログラムを組み立てて自在に動かすことができます。
出典:YouTube
Spheroは2018年12月時点で、以下のようなタイプがリリースされています。
中でも今回体験したのは「Sphero SPRK+」でした。
SpheroをiPadのアプリで操作するイベントでしたが、
Sphero本体もiPadもストアのものを借りられたので、手ぶらで参加できましたよ!
イベントは「プログラミングって何?」というお話からスタート
私たちが参加した回では5組ほどの親子が参加していました。
簡単な自己紹介からイベントがスタートしましたよ。
自己紹介のあとは、「プログラムってなに?」というお話へ。
スタッフの方が
「プログラムってなんだと思う?」
「身の回りにプログラムで動いているものはあるかな?」
など、子どもたちに問いかけながら話をすすめてくれました。
スタッフの方の話のおかげで、プログラムがわたしたちの生活にとって身近な存在であることがわかりました。
親子でSpheroの動きに夢中に!
次はSpheroの基本的な操作方法を学びます。
SpheroはiPadにダウンロードしたアプリ「Sphero Edu」で操作します↓
Spheroをスタンドの上に置いた状態で動かせられるかどうかを確認し、動かすときの注意点などを学びました。
Spheroは内蔵されているライトの色を変えられるようになっています。
他のイベント参加者と自分のSpheroとが区別できるように、
自分が好きな色にライトの色を変えました。
娘はピンク色に変えていましたよ↓
さっそくSpheroで迷路にチャレンジ!
Spheroの基本的な操作方法を学んだあとは、迷路が描かれたフロアへ。
いよいよ実際にSpheroを動かしてみます!
操作はSphero Eduで感覚的にできる
Spheroの操作はSphero Edu上でできます。
命令が書かれたブロックをつなぎ合わせてSpheroを動かすのです。
このようなプログラミングのことを「ビジュアルプログラミング」と言います。
テキストプログラミングよりも感覚的にプログラムを組み立てられるため、プログラミング教育分野でも注目されています。
娘はHour Of Codeやスクラッチでこのビジュアルプログラミングをやったことがあったので、今回のイベントでもスムーズに操作できました。
Sphero Eduでの操作に慣れてきたら迷路にチャレンジ
Sphero Eduを使ったSpheroの基本的な操作に慣れてきたら、さっそく迷路のルートに合わせてプログラムしていきます。
今回は以下のようなルートになっていました。真ん中にある四角い部分にSpheroが入ったらゴールです!
マスキングテープを壁に見立てて、このラインに当たらないようにSpheroのプログラムを組んでいきます。
実際に動かしてみると発見がいっぱい
Sphero Eduでプログラムを組んで動かしてみると、面白い発見がたくさんありました。
例えばまっすぐ進んでいたSpheroを左に曲がるようにさせたい場合。
いきなり左に曲がるようにブロックをつなげると、直角に曲がれませんでした。
ではどうしたらスッキリ曲がれるのかというと、
まっすぐ進んでいたSpheroの動きを一度止めて、それから左に曲がるプログラムにする必要があるんですね↓
このようなことも実際に動かしてみないとわからないことです。
この他にもスピードと動く時間なども調節しながら、ゴールを目指していきました。
試行錯誤の結果、無事にゴールできた!
初めは思い通りにSpheroを動かせなくて苦戦していた娘も、だんだんとコツを掴んでいきました。
そして無事にSpheroをゴールに導くことができました。
プログラムを組む→実際に動かす→ゴールにたどり着かせるためにプログラムを組み直す→実際に動かす
この流れを繰り返してプログラムを修正していきました。
最後にはこのような修了証書ももらえました! ↓ 娘も満足そうでしたよ。
AppleのKids Hourは最後のまとめがすてきだった
今回のイベントの最後には、スタッフの方からすてきな言葉が聞けました。
「今日はみなさんとっても大切なことを学びました。それは、あきらめないこと。まちがえてもいいんです。まちがえてもそこからどうすればゴールに近づくのか、何度も試すあきらめない心が大事なんですよ。」
まとめがすてきだった😊 https://t.co/82XmBRoYHm
— まゆみ@WEBライター (@mayumi_writing) 2018年12月8日
これこそプログラミングの魅力だと思います。
今回のイベントに参加して、最初はうまくSpheroを動かすことができずに、
「あれ!?なんで!?」と言っていた娘。
でも私と一緒に「ここはこう変えてみたら?」など試行錯誤しながらなんどもチャレンジして、ゴールに辿りつけました。
まずは「一度やってみて、それでダメなら直せばいい」ということを分かってくれたのではないかな、と思います。
Spheroの楽しみ方はこの他にもある
今回はSphero SPRK+を使って迷路にチャレンジしましたが、Spheroの楽しみ方はこの他にもあります。
例えばSpheroは防水なので、絵の具で絵を描いたり水の中で泳がせたりすることもできます。(高価なのでためらってしまいますけど……笑)
またアプリSphero Eduでは自分の作ったプログラムを共有したり、他の人が作ったプログラムを閲覧してダウンロードしたりすることも可能。
自分のプログラムを投稿して世界中の子どもたちと交流を深めたり、教育現場の教師が実践しているアクティビティを参考にしたりすることもできるんです!
Spheroではテキストコードを使った本格的なプログラミングも可能
Sphero Eduでは初心者向けのビジュアルプログラミングだけでなく、テキストプログラミングもできるようになっています。
Sphero Eduのテキストプログラミングで用いる言語は「JavaScript」。この言語は様々なWebサービスで用いられる言語で、世界的に人気な言語の一つです。
つまりSpheroはビジュアルプログラミングでプログラミングを楽しさを知り、本格的なテキストプログラミングにも挑戦できるロボットなのです!
プログラミング学習の導入としてもおすすめのプログラミングトイと言えますね。
無料のプログラミングイベントはこのほかにもある
今回はAppleストアのプログラミングトイ体験イベントに参加しましたが、このようなプログラミング体験イベントは様々な場所で行われています。
例えば都内であれば、港区の「TEPIA 先端技術館」がおすすめです。
TEPIAにはプログラミング体験エリアがあり、今回体験したSphero SPRK+をはじめ、SONYのKOOVやキュベットなど全24種のプログラミング教材が体験できるようになっています。
TEPIAで行われた体験イベントに参加した模様は、以下の記事を参考にしてくださいね。
プログラミング体験イベントを知るのにおすすめのサイト
今回紹介したようなプログラミング体験イベントの開催情報を、どこから収集すればいいのかわからない方もいると思います。
そこで今回は私もよくチェックしている以下のサイトを紹介します。
TECH PLAY
TECH PLAYは様々なテック系イベントを紹介しているサイトです。
「子ども」「小学生」と言ったキーワードで検索すると、子ども向けイベントが見られるようになっています。
例えば無料のプログラミング道場「CoderDojo」のイベントもこちらでチェックできるので、ぜひ見てみてくださいね。
いこーよ
いこーよは「子どもとお出かけ情報サイト」です。
「プログラミング」で検索すると各地のプログラミング体験イベントの開催情報を知ることができます。
地域や料金で簡単に絞り込み検索もできるのでおすすめですよ。
CANVAS
CANVASは遊びながら学べるイベント情報が掲載されているサイト。
例えば子ども向けのプログラミングやねんど造形、ガーデニングイベントなどの情報が載っていますよ。
イベントレポートやプログラミング教育についてのコラムも掲載されているので、情報収集の場としておすすめです。
無料イベントに参加してプログラミングの楽しさを知ろう!
いかがでしたか?
今回はAppleストアで開催されたKids Hourの模様をレポートしました。
Spheroのようなロボットプログラミングの魅力は、楽しみながら学べることや、気軽に失敗できる点ではないかな、と思います。
うまくいかなくても試行錯誤して、楽しみながらゴールを目指す娘の姿を横で見て
ますますロボットプログラミングの奥深さに触れることができました。
後半で紹介したように、今回のようなプログラミングイベントは各地で開催されています。
おすすめの情報サイトも紹介したので、ぜひお近くのプログラミング体験イベントをチェックしてみてくださいね。
あなたも気軽に参加できるプログラミング体験イベントで、プログラミングの楽しさに触れてみてください!